げんきくん

げんきくん

まず一言、無來人生活は素晴らしかった!

初日、「無來人のげんきくんです」と、一人の無の会メンバーが他の初対面のメンバーに僕のことを紹介したとき、「村人?なんの冗談か?」と思ったが、後でその当て字を知った。「むらびと」と聞くと、どうぶつの森が思い起こされるが、まさにその「むらびと」と名乗るのがぴったりな5日間であった。

ゆったりと時が流れていく。朝起きたら涼しいうちに一仕事し、ご飯を食べ、陽の差す昼間は横になったり、本を読んだり。夕刻にまた作業をして、日が暮れたらみんなで食卓を囲む。
そのご飯がこれまた美味しい。台所にどっさり置かれた野菜たちを使ったおかず、程よい甘みと豆の粒感のある自家製味噌を溶いた味噌汁、ふっくらとした食感の大粒納豆。どれも優しい味わいで美味であった。「いただきます」と「ごちそうさまでした」を気持ちを込めてしたくなる。

「イベント」と言うと少し大袈裟だが、日々様々な出来事があった。
地元のまつりに向けた笛太鼓の練習にお邪魔したり、有機農業で採れた自家の食材を使っているカフェレストランでご飯を食べ、精米の様子も見せてもらったり、失敗作のボカシ肥料を5人がかりで堆肥に還したり...

そんなこんなであっという間に5日が過ぎた。
無の会の皆さん、ありがとうございました!
無來人生活をまた近い内にでも味わいに行きたい。
そして、この後残りの夏休みには他にもいくつかの農家の元へ訪れるつもりだ。無の会とは違う色んな農業のあり方を見るのが楽しみである。

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