【あっという間に子どもが生まれました】by こうた
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昨年11月末に子どもが生まれ、あっという間に父親になりました。奥さんと出会ってからまだ一年も経たないうちに子どもに恵まれ、人生のスピード感覚が、もはやよくわからなくなっています。
現在は、奥さんの実家がある埼玉県に一時的に居候させてもらい、3月ごろまでご両親の手を大いに借りながら、初めての育児に向き合っています。子どもが生まれたのは、ちょうど会津の農業シーズンが一段落する11月下旬。冬の農閑期に初期育児の時間を過ごせることになり、「この時期を選んで生まれてきてくれた息子は、本当に親想いだなあ」と、勝手に感心しつつ感謝しています(笑)。
名前は「米陽丞」と書いて「ようすけ」と名付けました。ほぼ誰にも読んでもらえませんが、音の響きと意味、そして画数が決め手になっています。由来は以下の三文字です。
「米」: 光が八方に飛んでいく様をなぞらえた字であり、また“世の根”──もともと五穀全般を意味する字でもあることから。
「陽」: 人や自然、あらゆるものを育むエネルギーを降り注ぐ存在としての太陽。
「丞」: 深い穴に落ちた人を、左右の手で引き上げて助ける、という意味。
この三文字で「米陽丞(ようすけ)」です。『字訓』の著者である白川静氏によると、「陽」を「うららか」と読む古文があるそうで、そこから「う」と読ませてもらいました。少し変わった名前ですが、「会津で“米”の字が入った名前の子どもは、きっと可愛がってもらえるだろう」という思いも、こっそり“コメ”ています。
現在の無の会メンバーの中では、唯一の世帯持ち・イクメンとなりました。会社では今年から大型の新規プロジェクトも始まります。それに伴って、春からは家族で、無の会のある会津美里町の隣村・昭和村へ移住することが決まりました。人口は1000人強、高齢化率も半数を超える小さな村で、僕たちが移住する地区に赤ちゃんがやってくるのは、なんと25年ぶりほどだそうです。
先日、子どもを連れて会津美里町や昭和村を訪れたところ、地元の方々から本当に心温まる祝福を受けました。じいちゃん、ばあちゃんたちが心から喜んでくださる姿に、とても感動しました。「他人の子ども」ではなく「地域の子ども」として迎えてもらえる豊かな感覚。地域の皆さまから寄せられる優しさが会津の農村部・山間部には溢れていました。
初めての育児を、会津という最高の環境でできることをとても楽しみにしています。今後はどんな子どもにとっても「最高の遊び場」となるように、農園のみんなと一緒に楽しく子育てをしていきたいと思います。