農薬も化学肥料もいらない

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生き物というものは、究極的にはすべてエネルギーの塊です。エネルギー(生命力)が高いと、個体そのものの生産性や環境適応力、回復力が強くなります。エネルギーの低い生命体は体調を崩しやすく、さまざまなケアが必要になってきますが、健康で元気の良い生き物はある程度放っておいても、自ずとスクスク成長し、何かがあっても自力でなんとかすることができます。

人間も同じです。バランスの取れた無理のない食事、睡眠時間、自然に近い生活環境、整った生活習慣を実践することで、身体や心にも活力が湧いてきて、日々の能率が上がったり、体調を崩しにくくなったり、落ち込んでも早く立ち直れるようになります。当然、そんな元気な人には、薬やサプリを常用する必要がありません。大抵の病や怪我も、病院に行くまでもなく自然に完治してしまいます。仮にそんな人が必要のない薬を飲んでしまうと、逆に体調を崩す危険性さえあります。

だから、エネルギーの高い稲を育てる

イネにも同じことが言えます。バランスの取れた良い土壌で、生育段階に合わせた栽培管理をすることで、害虫や異常気象にも負けない、屈強で健康な稲が育ちます。つまり、農薬が要らないのです。むしろ、それらが無いことで、土中の微生物や田んぼや畑の生態系が保たれ、健全な稲の生育が促進されるのです。

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では、土のバランスが崩れてしまう原因は何か。それが化学肥料や、土中の成分バランスを無視した有機肥料の投与だと言われています。例えば、化学肥料を投入すると、土の中の微生物の関係が崩れて、土中に無数に存在するはずの豊かな生命が死滅していってしまうため、「土」がどんどん「砂」と「泥」の塊になっていきます。作土は固くなり、作物は活力を失います。その結果、害虫や病気にかかり、枯れやすくなってしまうのです。当然、作物の栄養価も高くなることが難しくなります。

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だから、無の会では化学肥料を使わず、植物や微生物が必要とする成分がたっぷり含まれた原料で独自に堆肥を作って、バランスのとれた活力いっぱいの土づくりをしています。

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人間にとっても「健康である」ということは、一番お金も手間もかからず、環境にも優しいことなのかもしれませんね。農薬がなくても健康に育つ、エネルギーいっぱいのお米を食べて、元気になりませんか?

健康な稲は、農薬も化学肥料も要らない

* 作物の持っているエネルギーが高く、健康であれば、病気や虫、異常気象にも強い作物が育つ。

* ポイントは、バランスが取れていて、微生物が活発に活動することができる「活きた」土づくり

* 健康な作物を食べることで、人も健康になれる!

(無の会では、有機JAS認証とGlobal GAP認証の二つを取得しております)