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私たちの目指す未来
『日本各地で地域分散型の循環農法が当たり前に取り組まれている未来』
『人が自然を本質的に尊重し、より豊かな自然が次世代へ繋がってゆく未来』
『地方が若者で活気付き、産業や文化が大切に受け継がれている未来』
私たちはこんな未来の実現を目指しています。
そのために、私たちは次の3つの目標の実現に向けて、短期的・中期的・継続的に取り組んでいきます。
〜Mission〜
中規模農家のロールモデルになる
逆風に晒されつづける米農家の未来を切り開くために、そして、次世代により豊かな自然を残すために。無の会は、未来の中規模・有機米農家のロールモデルとなることを目指します。
稲作の方法については既にあらかた完成しており、安定生産・安定品質を実現しています。その鍵は地域の物質循環と自然界の法則の活用方法を教えてくれる伝統農法と、最先端の知見を与えてくれる現代科学にありました。
経営面や販売戦略についてはまだまだ大いに伸び代があるので、改善方法を模索しながら、いくつか取り組みを始めています。これからの無の会の成長にご期待ください!
若者が伸び伸びできる場になる
農業に限らず、これからの地域産業や文化を支える人材が育つためには、志ある若者が自由に試行錯誤できる環境がなくてはならないと考えます。
無の会では、農業体験をしたい高校生や大学生、人生に悩んだ社会人を受け入れ、農作業を手伝ってもらうだけでなく、できるだけ自由な発想で活動してもらえるような環境づくりを心がけています。「農」を通して、会津の壮大な自然と向き合う中で、一人ひとりにおのずと備わっている才覚が自然に開花し、それぞれがのびのびと、全人的に成長していくためのきっかけをつくれたらなと思っています。
有機農法への理解・関心を高める
地域循環型の有機農家が増えていくためには、そもそも、有機農法への理解・関心を高める必要があると考えます。
有機農法は一般的に、慣行農法と比べて作物の形や品質が悪く、収量も低下すると考えられています。しかし私たち無の会が実践する有機農法では、農薬を使わなくても、品質や味、収量までもが慣行農法よりも上昇するのです。これは東大教授の論文*やBLOF理論**でもメカニズムが解明されている、“科学的に説明ができる”ことでもあります。
こうした背景を受けて、無の会は地域の農家や一般の方を対象とした講演会を開いて、有機農法への関心向上を目指したり、町や県、時には農水省と連携して、有機農業の普及活動に取り組んだりしています。
2023年からは、「会津農書を軸とした伝統農法」を軸に、日本・世界農業遺産への登録を目指した活動を開始しました。日本初の“農法”を軸とした日本遺産登録が叶えば、慣行農法に劣らない有機農法の存在を広く認知してもらうためのきっかけとなるのではないかと考えています。
